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被災地(被災者)への年賀状どうする?判断ポイントやマナー・注意点

2019年も年の瀬が見えてきましたが、

今年は台風15号、台風19号に代表されるように、残念ながら自然災害の多い年となってしまいました。

被災地では今でも復旧活動が続き、日常生活に戻ることもままならない方も多くいらっしゃいます。一日も早い復旧を祈るばかりです。

年賀状の準備を始める時期となり、被災地で生活する方への年賀状を送るかどうかについて悩まれている方も少なくないのではないでしょうか。

この記事では、次のようなことについて調べたものをまとめています。

  • 被災地(被災者)へ年賀状を送ってもよいのか?(判断するポイント)
  • 被災地へ年賀状を出す際の注意点やマナー
  • 年賀状以外の形で被災地への気持ちを表す方法

参考にしていただけたら幸いです。

 

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被災地(被災者)に年賀状を送ってもよい?判断のポイント

被災地の方に年賀状を送っても良いのでしょうか?

極論を言えば、相手が喪中でない限りはマナー上問題ありません。

しかし被災地の状況によっては、喪中でなくても年賀状を出すことをためらってしまいますよね。

年賀状を出すかどうかは、相手の状況を把握できているかどうかが判断のポイントとなります。

  • 自宅の被災状況が悪く、避難所で年を越すことがわかっている場合
  • 本人は無事でも、ご家族が入院されている場合

このような場合は特に、喪中でさえないものの、とても新年を祝うという気持ちになれないことは想像に難しくありません。

 また、縁起でもないことかもしれませんが、災害によってご家族に不幸があった可能性が否定できないようなケースもあるでしょう。

そのような際は通常であれば喪中を知らせるハガキが届くものですが、ご自身も被災者であれば、それどころではないかもしれません。

本人や近しいご家族の無事が明確になっている場合以外は、これまで通りの年賀状をだすことは控えた方が賢明です。

逆を言えば、ご本人と家族の無事が確認できていれば、いつも通り年賀状を送った方が励みになることも。

毎年送られてきたものが届かないことで、寂しい想いをさせてしまうかもしれません。

被災地に年賀状を出す際の注意点・マナー

相手の状況が確認できていて年賀状を出す際も、やはりいつも通りの年賀状を出すのは少し気が引けるものですよね。

被災地へ年賀状を送る際に気を配りたいポイントについてご紹介します。

使用を避けたい言葉

祝いの意味を持つ言葉である「寿」「賀(賀正、謹賀新年など)」「迎春」「おめでとうございます」などの表現を使用しない挨拶文を記すようにしましょう。

「明けましておめでとうございます」ではなく、「謹んで年始のご挨拶を申し上げます」

などの挨拶で始めると良いでしょう。

また、元々デザインされた年賀所を使用する際には、「謹賀新年」や「寿」などの文字が印刷されていないかよく確認しましょう。


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添えると良い言葉

被災者の方へ年賀状を送る際にぜひ添えたいのが、相手を想いやる言葉や復興を祈る気持ちを表す言葉です。

「昨年は大変な年でしたが ご家族の皆さんがご無事で何よりでした」

「一日も早いご復興と 皆様のご多幸ご健康を心よりお祈り申し上げます」

「新しい年が平和な年でありますように」

このような言葉を忘れずに記すことで、被災地の方を思いやる気持ちを伝えることができます。


年賀状以外の形で被災地への気持ちを表す方法

被災地の状況によって年賀状を出すことを控えるなら、他の形で相手を思いやる気持ちを表すこともできます。

【お見舞い状】

お見舞い状は、年賀状のように決まった時期に合わせて出す必要はありません。

とはいえ、被災地で不便な想いをされている相手の状況を考えたタイミングで送る必要があります。

お見舞い状を送るタイミングや使用する言葉などについて詳しくは、こちらの記事にまとめていますのでご覧ください。

 

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【寒中見舞い】

寒中見舞いは、一般的には喪中の相手へ年賀状を出してしまった際のおわび状や、年賀状の返事を出すのが遅くなってしまった場合に用いられます。

被災地の状況を考慮して年賀状を控える場合も、代わりに寒中見舞いを出すことで相手を気にかけている想いを伝えることができます。

寒中見舞いを出す際は、次のことに注意しましょう。

  • 送る期間:1月8日以降2月4日(立春)まで
  • 使用するハガキ:年賀ハガキは使用しない
  • タブーな言葉:被災地への年賀状と同様に、祝いの意味を持つ言葉(賀、寿など)

寒中見舞いとして販売されているものは、基本的な寒中見舞いのマナーは守られているので、そこに直筆で被災地の方を思いやる言葉を書き添えてもよいですね。

まとめ

台風などの被災地(被災者)へ年賀状を送るかどうか、判断が難しいこともあると思います。

相手の状況を一番に考えて、年賀状を出すか、年賀状代わりのお見舞い状や寒中見舞いを出すかを決めるようにしましょう。

年賀状だけでなく、お見舞い状や寒中見舞いにもマナーがありますので、ポイントをおさえて相手の気持ちが少しでも明るくなるようなものを送りたいですね。

 

 

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