2019年9月16日に安室奈美さん関連のイベントが行われた沖縄県の宜野湾海浜公園内の屋外劇場が、建て替えを検討していることが分かりました。
その中に、ファンの方にとって待望となる「安室奈美恵記念館」の実現を示唆するような計画があったので過去のニュースなどの経緯を含めて調べてみました。
宜野湾海浜公園 野外劇場 建て替え計画の概要
2019年9月16日早朝撮影 宜野湾海浜公園 屋外劇場このたび発表された、宜野湾海浜公園野外劇場建て替え計画の概要は次の通りです。
- 主な目的：劇場の収容人数を増やす（現4000人→1万人を想定）
- 完成予定：2022年の運用開始を目指す
- 改装計画の内容：ステージを現在の陸側から海側に移す（検討中）
- その他関連する施設：安室奈美恵さんなど県出身アーティスト関連の展示施設を整備予定
- 導入させる予算：沖縄振興特定事業推進費の基本構想策定費から900万円の交付が決定
沖縄市では収容規模1万人の「沖縄アリーナ」の建設が始まっていますが、宜野湾市にも同様の規模の野外劇場が誕生することになりそうですね。
そして気になる「県出身アーティスト関連の展示施設」とは…
待望の「安室奈美恵記念館」が沖縄に誕生する？
今回のニュースで気になるのが、屋外劇場の建て替えに伴って計画が進められている“県出身アーティスト関連の展示施設”。
詳細は発表されていませんが、安室奈美恵さんが引退したことを機に持ち上がった「安室奈美恵記念館」構想がついに実現かと期待する方も少なくないでしょう。
宜野湾市は、安室奈美恵さんの出身地でこそありませんが、これまで様々な縁がありました。
- デビュー後、初めて沖縄凱旋ライブを行った
- 25周年ライブを行った
- 引退前のプロジェクトで安室奈美恵さんの直筆サイン入りハートポストを寄贈されている
- 引退前最後のライブを行った
- 引退後もイベントを開催している
安室奈美恵さんのファンの方々からも「安室奈美恵記念館」設立への要望が多くあり、引退後の2018年11月には宜野湾市へ署名が届けられたこともありました。
しかし「記念館」となると相応の資料や展示品を集める必要があり、簡単に実現できるものではないことも想像できます。
例えば安室奈美恵さんが実際に着用していたライブ衣装などの所有権は、元所属事務所にあることが想像できますので、多方面との協議が必要になるのだと思います。
宜野湾海浜公園 屋外劇場の場所
今回建て替えが予定されている屋外劇場がある宜野湾海浜公園は、那覇空港から約13㎞、車で約30分の場所にあります。
海沿いに面した大きな公園で、敷地内にはライブや展示会などが行われる「沖縄コンベンションセンター」や、花火大会が行われたり、地元の人がバーベキューや海水浴を楽しむ「宜野湾トロピカルビーチ」があります。
屋外劇場はその中でも海に近い場所にあり、
ライブを楽しみながら海風を感じることができる気持ちのよい場所です。
2019年9月16日のイベントでは、「ぎのわん♡ハートプロジェクト」でハートポストへの投函式が行われた場所ですね。
プロジェクトの詳細は、こちらの記事にまとめています。
沖縄に「安室奈美恵記念館」が実現？ まとめ
宜野湾海浜公園屋外劇場の建て替え計画発表により、ファンの方待望の「安室奈美恵記念館」の実現も少し見えてきたような気がします。
記念館設立は決して簡単なことではないと思いますが、沖縄に大きな業績を残した安室奈美恵さんとファンの方々のためにも、実現すると良いですね。
安室奈美恵さんの引退した日に行われたイベントが今後も続くとしても、
このタイミングで沖縄に来られる人ばかりではないでしょうし、常設の展示があると更に多くの方が安室さんを身近に感じることができますよね。
時間はかかるかもしれませんが、楽しみに待ちましょう！
いずれにしても、引退から時間が経っても、改めて偉大さに驚かされる安室さんですね。
