毎年大晦日に放送される恒例の歌番組「紅白歌合戦」。
多くの歌手が生放送で歌を披露する、普段の歌番組とは違う特別なステージですよね。
2019年には、翌年(2020年)のデビューを控えているジャニーズ事務所のSixTONESとSnow Manが率いるジャニーズJr.が、2019年に無くなったジャニーズ事務所の元社長ジャニー喜多川さんを追悼するための企画に出場することが明らかになりました。
ジャニー喜多川さんへ届け!
SixTONES・Snow Man率いるジャニーズJr. が
紅白の舞台でスペシャルパフォーマンスを披露!#NHK紅白https://t.co/UotSrjcnKU— NHK紅白歌合戦 (@nhk_kouhaku) December 24, 2019
この発表を受けてネットでは、
「いくら何でもジャニーズの出場枠が多すぎるのでは?」
「既に出場が決まっているジャニーズのグループじゃダメなの?」
「ジャニーズ以外の歌手をもっと出してほしい!」
などという声が目立ちました。
これらの意見は、少し意外なことに、ジャニーズファンの方からも多く寄せられていました。
では実際、ジャニーズグループの出場枠は多すぎるのか?
歴代の紅白歌合戦において、ジャニーズグループの出場数はどれくらいだったのか?
20年分を調査しました。
【2020年11月16日】
第71回(2020年)紅白歌合戦のジャニーズ出場者を追記しました。
目次
2019年(第70回)紅白歌合戦に出場が決まっているジャニーズのグループ
SixTONESとSnow Manの出場が発表される以前に、
2019年の紅白歌合戦に出場が決定していたジャニーズのグループは5組。
2019年(第70回)紅白歌合戦に出場するジャニーズ① 嵐
僕らの新曲「A-RA-SHI : Reborn」が本日リリースされました!ぜひ聴いてみてね!
Our new song “A-RA-SHI: Reborn” is now available! Please give it a listen!https://t.co/NMw4wms9Qj#嵐 #ARASHI pic.twitter.com/twAZAWV9BU— ARASHI (@arashi5official) December 20, 2019
メンバーの櫻井翔さんが紅白歌合戦の司会を務める嵐。
紅白歌合戦には2009年から連続で出場し、2019年が11回目です。
2019年に歌唱予定の曲目は「嵐×紅白スペシャルメドレー」となっています。
2019年(第70回)紅白歌合戦に出場するジャニーズ②関ジャニ∞

2004年デビューの関ジャニ∞は、2012年に紅白歌合戦へ初出場を果たします。
そこから連続出場を続け、2019年で8回目。
歌唱予定曲は「関ジャニ∞ 前向きにきばってこーぜ!OSAKAメドレー」です。
2019年(第70回)紅白歌合戦に出場するジャニーズ③Kis-My-Ft2
白組初出場!【Kis-My-Ft2】
記者会見後のメッセージです。#NHK紅白 #紅白歌合戦2019 #KisMyFt2https://t.co/T7VyL1ZpDP pic.twitter.com/hA0lKBslzL
— NHK紅白歌合戦 (@nhk_kouhaku) November 14, 2019
2011年のデビューからこれまで紅白歌合戦への出場経験がなかったKis-My-Ft2。
初出場を果たし、ファンの方も喜んでいるのではないでしょうか。
歌唱予定曲は、デビュー曲の「Everybody Go」です。
2019年(第70回)紅白歌合戦に出場するジャニーズ④King & Prince

2018年にデビューし、その年の紅白歌合戦に初出場したKing & Prince。
2019年も連続で出場を決めました。
歌唱予定曲は「King & Prince ~紅白スペシャルメドレー~」です。
2019年(第70回)紅白歌合戦に出場するジャニーズ⑤Hey! Say! JUMP

2007年にデビューしたHey! Say! JUMPは、2017年から紅白歌合戦に出場しています。
連続で出場を続け、2019年で3回目。
歌唱予定曲は「上を向いて歩こう ~令和スペシャルバージョン~」です。
歴代の紅白歌合戦に出場したジャニーズのグループは何組だった?
では、これまでの紅白歌合戦に出場したジャニーズのグループはそれぞれ何組いたのでしょうか?
歴代のジャニーズグループの紅白出場数を、20年分遡って調べました。
2000年(第51回) | 【2組】TOKIO / SMAP |
---|---|
2001年(第52回) | 【1組】TOKIO |
2002年(第53回) | 【2組】TOKIO / SMAP |
2003年(第54回) | 【2組】TOKIO / SMAP |
2004年(第55回) | 【1組】TOKIO |
2005年(第56回) | 【2組】TOKIO / SMAP |
2006年(第57回) | 【2組】TOKIO / SMAP |
2007年(第58回) | 【2組】TOKIO / SMAP |
2008年(第59回) | 【2組】TOKIO / SMAP |
2009年(第60回) | 【4組】TOKIO / SMAP / 嵐 / NYC |
2010年(第61回) | 【4組】TOKIO / SMAP / 嵐 / NYC |
2011年(第62回) | 【4組】TOKIO / SMAP / 嵐 / NYC |
2012年(第63回) | 【5組】TOKIO / SMAP / 嵐 / NYC / 関ジャニ∞ |
2013年(第64回) | 【5組】TOKIO / SMAP / 嵐 / 関ジャニ∞ / Sexy Zone |
2014年(第65回) | 【6組】TOKIO / SMAP / 嵐 / 関ジャニ∞ / Sexy Zone / V6 |
2015年(第66回) | 【6組】TOKIO / SMAP / 嵐 / 関ジャニ∞ / Sexy Zone / V6 |
2016年(第67回) | 【6組】TOKIO / 嵐 / 関ジャニ∞ / Sexy Zone / V6 / KinKi Kids |
2017年(第68回) | 【5組】TOKIO / 嵐 / 関ジャニ∞ / Sexy Zone / Hey! Say! JUMP |
2018年(第69回) | 【5組】嵐 / 関ジャニ∞ / Sexy Zone / Hey! Say! JUMP / King & Prince |
2019年(第70回) | 【5組】嵐 / 関ジャニ∞ / Hey! Say! JUMP / King & Prince / Kis-My-Ft2 |
2020年(第71回) | 【7組】嵐 / 関ジャニ∞ / Kis-My-Ft2 / King & Prince / SixTONES / Snow Man / Hay!Say!JUMP |
【歴代のジャニーズ紅白出場回数】
2008年までは1組か2組が続き、
2009年に4組が出場してからは、毎年4~6組のジャニーズグループが紅白歌合戦に出場していることがわかります。
最多の6組出場は、2014年から2016年にかけて3年連続となっています。
その後1組減って3年連続で5組となりましたが、
全体の流れを見ると年々増えているという印象です。
個人的には、逆に20年前にジャニーズの出場が1~2組だったことに驚きました。
それだけ、ここ数年の感覚ではジャニーズが複数組出場することが普通というか、見慣れているのだなと感じます。
【2020年11月16日 追記】
第71回(2020年)のジャニーズ出場グループは7組でした。
これまでの最高記録であった2014年~2016年を抜いて、歴代最高出場数となりました。
※追記当初、数字に誤りがありました。失礼しました。

2019年 紅白歌合戦のジャニーズ枠は多すぎる? まとめ
歴代の紅白歌合戦に出場したジャニーズのグループの数を調べてみると、
過去20年において、最少で1組・最多で6組となりました。
2019年の紅白歌合戦では、
既に発表されていた5組(嵐・関ジャニ∞・Hey! Say! JUMP・King & Prince・Kis-My-Ft2)に加えて、
2020年デビュー予定の2組(SixTONES・Snow Man)が率いるジャニーズJr.が出場する予定です。
ジャニーズJr.はこれまでも、先輩グループのバックとして参加することはありましたが、特別企画へメインで参加するということで、目立つ形となりました。
事実として、正式枠で出場するグループ数が5組というのは、歴代のジャニーズ出場数と比べて最多ではありませんでした。
いずれにしても、2019年の紅白歌合戦白組の出場者は21組であるのに対して、
ひとつの事務所だけで白組出場枠の約4分の1も獲得していることには驚きです。
歴代と比べなくても、感覚的にやはり「ジャニーズ多い!」と感じる人が多いのは自然なことだと感じました。
たくさんのグループが所属していること、また高い人気を保っていることからも、
ジャニーズの出場数が多いのはある程度予想できることですが、どの程度まで増やすかというのは難しいですよね。
とはいえ、出場するジャニーズグループのメンバーにもちろん罪はないので、ファンの方を喜ばせてくれる華やかなステージを期待したいですね。
出場が決まっているグループ、ファンの皆さん、おめでとうございます!



