2010年に初代機が就航以来、多くの嵐ファンや飛行機ファンを楽しませてくれているJALの特別塗装機“嵐ジェット”。
2019年11月には6代目嵐ジェット「20th ARASHI THANKS JET」が運航開始となりました。
飛行機に乗るために空港を利用する際はもちろん、嵐ジェットを見たり撮影したりするためだけに空港に遊びに行く方も少なくないのではないでしょうか。
先日、6代目嵐ジェットが発着する福岡空港を利用する機会がありました。
残念ながら嵐ジェットを見ることができる時間帯ではなかったのですが、
もし嵐ジェットを見て、撮影するなら…
という目線で実際に空港内を探索してみて、わかったことがいろいろありました。
これから福岡空港に6代目嵐ジェット(サンクスジェット)を見に行こうと思われている方の参考になれば嬉しいです。
*この記事では次のとこについてまとめています
- 福岡空港の展望デッキからの眺め(うまく撮影できる?)
- 福岡空港に離着陸する便を利用する際の撮影チャンスはいつどこで?
【6代目嵐ジェット「20th ARASHI THANKS JET」の運航路線/期間】
- 羽田空港ー新千歳(札幌)空港 / 運航中~2020年末頃まで
- 羽田空港ー福岡空港 / 運航中~2020年末頃まで
- 羽田空港ー那覇空港 / 2020年2月~2020年末頃まで
目次
6代目嵐ジェットを見に行こう!福岡空港へのアクセス
嵐ジェットが発着する福岡空港国内線ターミナルへ、公共交通機関によるアクセス方法です。
福岡空港は、博多駅からわずか2駅と市街地からとても近く、アクセスが良好です。
嵐ジェットを見るためだけに空港に遊びに行くのも、他の空港よりも気軽にできそうですね。
地下鉄 | 市営地下鉄空港線「福岡空港」下車 |
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バス |
|
福岡空港の国内線ターミナルと国際線ターミナル間は、無料の連絡バスが運航しています。
嵐ジェットを見に行く前に知っておきたい…福岡空港の搭乗ゲート(駐機場)について
以前羽田空港で嵐ジェットを見学した際に、
どのゲート(駐機場)に飛行機が停まるかで、機体の見え方が全然違うことを実感したので、事前に福岡空港のゲートについて調べてみました。
福岡空港国内線ターミナルフロアガイド(2F)を見ると、ターミナルビルに対してほぼ垂直にゲートが並んでいることがわかります。
(黒い四角の中に番号が書いてあるものが、搭乗ゲートを示しています)
※引用が禁止されていましたので、リンク先から確認してみてください。
後に記載しますが、このゲートの配置が、機体の見え方に影響してきます…。
(このことを頭の片隅において、この先を読み進めてもらうと分かりやすいかと思います)
その他に事前に確認しておきたいことは、
嵐ジェットの運航スケジュール(その日何時に福岡空港に嵐ジェットが離着陸するのか?)です。
運航スケジュールの確認方法については、こちらの記事に記載していますので、参考にしてください。
嵐ジェットが発着する福岡空港!展望デッキについて
当日飛行機には乗らないけれど、嵐ジェットを見学・撮影したいという方が利用するのが展望デッキです。
2020年1月現在、福岡空港国内線ターミナルの展望デッキは改装工事中で、
行くのにちょっと不便だったり、利用できるスペースが限られていたりと制限がありました。
福岡空港国内線ターミナル展望デッキへの行き方
福岡空港国内線ターミナルの展望デッキは4階にありますが、
改装工事の影響か、3階から長い階段を登っていく必要があります。
(エレベーター・エスカレーターで4階にあがることができません)
足の不自由な方や、スーツケースやベビーカーなどの大きな荷物がある方は、かなり大変だと思います…。
展望デッキへの階段は、3階レストランフロア内にある、スターバックスの向かいにあります。
福岡空港国内線 展望デッキからの様子
改装中の福岡空港展望デッキの様子です。
一部しか利用できないとはいえ、それなりにスペースはありました。
大人の胸の高さ位までカラーフェンスが設置されているので、お子さんは抱っこしてあげないと飛行機を見ることができなそうです。
展望デッキから、右斜め方向を見た眺めはこのような感じ。
7番ゲートに停まっている機体(ANA機)は、少し遠目ですが側面のデザイン全体がよく見えます(ズームを使用しています)
奥のジェットスターの機体はおそらく6番ゲートに停まっていると思いますが、ちょっと距離があります。
更に奥、5番ゲートより若い番号のゲートは、遠いだけでなく他の機体と重なって展望デッキからは見えにくいです。
ゲートに駐機中の機体を撮影するのが難しそうな場合は、
離着陸時や、滑走路と駐機場(ゲート)の間を移動する時など、
限られた時間しか撮影チャンスが無さそうですね…。
福岡空港国内線ターミナルの展望デッキから撮影したと思われる方の投稿です。
元々かなり撮影のテクニックがある方が、性能の高い機材を使用しているとは思いますが、とても綺麗に撮れていますね。
12/23福岡②
嵐ジェットを初めて捕獲
デッキには嵐ファンの方も数名いました pic.twitter.com/sMc0ZgH3kL— YO@飛行機垢 (@yo_airport0312) December 23, 2019
やはり全体のデザインを撮影するには、駐機場に停まっているときよりも滑走路間の移動時が良さそうですが、それなりの望遠レンズが必要ですね。
下の写真は、8番ゲートに到着した機体を展望デッキから写したものです(左の機体)
展望デッキから最も近い距離で、機体のデザインもよく見えました。
現状の展望デッキからは、この位置に嵐ジェットが停まってくれればベストではないでしょうか。
展望デッキから左方向(11・12番ゲート方向)は、工事中の壁に遮られて見ることができませんでした。
使用予定の搭乗ゲートは、
運航スケジュールと同様にJALの公式ページ内「運航状況のご案内(国内線)」から確認できます。
見えにくそうな位置のゲートを使用予定の場合は、見学に行く日を見送るなどしても良いと思いますが、直前の状況によって使用ゲートは変更されることもあります。
(見えやすそうなゲートを使用予定でも、他のゲートに変更される可能性もあります)
福岡空港国内線ターミナルの展望デッキは、
2020年の夏頃リニューアルオープン予定です。
それまでの間、一般公開する範囲を調整しながら工事を進めるようです。
見学に行く時期によっては、この記事内で紹介している眺めと異なります。
詳しくは福岡国際空港「国内線送迎デッキ範囲縮小のお知らせ」も併せて確認してください。
福岡空港を発着する飛行機に乗るときに嵐ジェットを見るチャンスはある?
飛行機に乗る予定がない場合は展望デッキから眺めるしかないのですが、
福岡空港発着の飛行機に搭乗する場合は、もっと近くで嵐ジェットを見る(撮影する)チャンスがありそうですよね…!
特に福岡空港は、羽田空港のように航空会社によって使用するターミナルが分けられることがなく、搭乗ゲートも共用です。
たとえ自分が乗るのが、嵐ジェットを運航するJALとは別の航空会社の便だとしても、
展望デッキよりもはるかに近い距離で見て撮影できるチャンスがあるはず…!
実際に私が、ANAの便で福岡空港を利用した際のケースを写真付きでご紹介します。
福岡空港に到着した場合に嵐ジェットを見るチャンスは?
2020年1月某日、福岡空港に到着するANA便を利用しました。
着陸し、ゲートに向かう際に、他のゲートに駐機している他の飛行機が見えてきます。
ただ、福岡空港は駐機場が横一列に並んでいるので、機体が重なって見えます。
上の写真に写っている機体のどれかが仮に嵐ジェットだったとしても、側面のデザインはよく見えないですよね…。
真横にくると…
自分の乗っている機体の翼が邪魔で、隣の機体のデザインはほとんど見えません…。
(今回の場合、翼に近い席のため特に見えませんが、座席の位置によって見え方は異なります)
ゲートに着いてしまうとこのように見えにくいので、できればゲートに向かっている途中ですれ違うなどすると近くでよく見えると思います。
しかし、こればかりはタイミングなので、自分ではどうすることもできません…。
着陸予定の時間的に嵐ジェットとすれ違えそうな可能性があるときは、カメラの準備をしておくしかないですね。
機内から、すれ違う嵐ジェットを撮影したと思われる方の投稿を引用させていただきました。
かなり近い距離で見ることができて迫力がありそうですね!
福岡ついたなーって外の景色眺めてたら、嵐ジェットきた!!ナイスタイミング!! pic.twitter.com/OhwvUgByWy
— ぽんはち (@ponhachibns) November 26, 2019
福岡着いた!
嵐ジェット見れたー! pic.twitter.com/aEotvh70Kd— コトラはん (@kotoradonJiJi) December 7, 2019
福岡空港から出発する場合に嵐ジェットを見るチャンスは?
数日後、今度は福岡空港からANAの便で福岡空港を出発します。
福岡空港は、保安検査場もその先の出発ロビーも航空会社ごとの区切りがないために、
嵐ジェットを運航するJAL以外の航空会社の便に乗る場合でも、室内からガラス越しに機体に近づけるのでは…?
この日も残念ながら嵐ジェットが福岡空港に滞在する時間とは被らなかったのですが、
早めに保安検査場を通過し、出発ロビー内を歩いて撮影スポットを探してみました。
実際に歩いてみてわかったのは…
福岡空港の出発ロビー内から、搭乗ゲートに駐機している機体を撮影できる可能性はかなり低いのではないかということです…。
先ほど福岡空港に到着した際の写真でもご説明したように、
福岡空港の駐機場は横一列に並んでいます。
しかも、ターミナルの建物に対して、機体がほぼ垂直に停まるようになっているのです…。
どういうことかというと、
建物内から駐機中の機体を撮影すると…
…!!
このように、頭をこちらに向けて停まっているのです。
もしこの飛行機が嵐ジェットだとしても、肝心な側面のデザインが全く見えません…。
自分が撮影する場所を移動して角度を変えればよいのでは…?と思われると思いますが、
福岡空港はガラス張りの部分が実は多くないのです…(普通の壁になってしまって飛行機が見えない部分が多い)
もう1枚、先程の写真とは違うゲートの様子です。
(ガラスの反射で見づらくてすみません)
全く同じですね…。
もしタイミングよく嵐ジェットが停まっていても、
ゲートによっては、デザインを近くで見たり写真を撮るのはかなり難しそうです。
※このとき全てのゲートに機体が停まっていたわけではないので、よく見える場所が全くないわけではないと思います。以下の引用も参考にしてください。
福岡空港出発ロビー内から撮影したと思われる方の投稿を引用させていただきました。
このように、ゲートによっては機体のデザインが一部見える所もあるようです。
嵐ジェット着 pic.twitter.com/qyfw1TWKdC
— 福岡ののふ (@ECoeZ900x3NnqUr) January 1, 2020
福岡からの帰りの飛行機は
嵐ジェット‼︎
大野くんの右耳あたりのところに座っているようだ#JL332 pic.twitter.com/U05qZ51I1X— Rai (@raiboo22n) December 17, 2019
飛行機に搭乗後は、
着陸時と同様に、滑走路に向かうまでにすれ違ったりすることがあれば近くで見れたり写真を撮ったりできますよね。
下の写真は、機内から隣で離陸を待っていた機体を写したものです。
この時は翼の横の席ではなかったので、隣にいる機体がある程度見えました。
福岡空港で嵐ジェットを見るなら? まとめ
2020年末頃までを目安に運航を予定している6代目嵐ジェット(20thサンクスジェット)。
実際に福岡空港に行ってみると、
改装工事中の展望デッキから見ることができる機体が限られていることに加えて、
出発ロビー内からも機体の側面が見えにくいことがあることがわかりました。
とはいえ、タイミングやゲートによっては、もちろん嵐ジェットを見たり撮影するチャンスもあります!
特に、嵐ジェットを運航するJAL以外の航空会社を利用する際にも近くで見られるチャンスがあるのは、羽田空港には無いメリットではないでしょうか。
また、嵐ジェットの運航期間期間中の2020年夏頃には展望デッキもリニューアルオープン予定とのことなので、もっとよく見えるようになることを期待したいですね。
羽田空港で嵐ジェットを見た際の体験談もよければ参考にしてください。
その他、嵐ジェットについて運航スケジュールや予約方法、モデルプレーンが当たるキャンペーンなどについての記事を書いています。こちらの記事内にまとめていますのでよろしければご覧ください。