2020年いっぱいをもってグループとしての活動休止を発表している嵐の、活動休止中のファンクラブの在り方について、ネットで話題になっています。
きっかけは、現在嵐のファンクラブに入会している会員あてにメールが届いたこと。
メールの内容は、以下のようだったといいます。
- 嵐としての活動が休止となる2020年12月までは、継続を希望すれば(ファンクラブの更新月が人によって異なるため)会費は月割りで算出する
- 活動を休止する2021年以降については、ファンクラブの在り方を検討中(改めて知らせる)
これに対し一部のファンからは、2021年以降、嵐のファンクラブ自体がなくなってしまうのではないかと憶測を呼ぶことになったようです。
「活動休止期間が無期限だとしても、ファンクラブは続けて欲しい」
「嵐と繋がっていると実感できる唯一の場所を奪わないで欲しい」
「ファンクラブ特典は何もなくてもいいから、年会費を払わせてほしい」
このような意見が目立つようになり、Twitterのハッシュタグ「♯休止中でも年会費払うよ」がしばらくトレンドの上位に。
今回の嵐のファンクラブについてはまだ検討中とのことで未定ではありますが、
少しずつ活動休止の時期を意識するようになってきたファンの方々にとっては、どうしても反応せざるを得ない問題だったようです。
そこで疑問に思ったのが、これまで活動休止を経てその後復帰したアイドルやアーティストも多く存在しますが、活動休止中のファンクラブは活動していたのかどうかということ。
この記事では、次のことについてまとめています。
- これまで活動休止をしてきたグループの休止期間中のファンクラブ活動について
- 嵐は活動休止中もファンクラブが存続する可能性が高いと思うワケ
目次
他の活動休止中のアーティスト・グループのファンクラブは存続していた?
これまで多くのアーティストやグループなどが活動休止をしていますが、その間のファンクラブは存続していたのでしょうか?
活動休止から復帰した【いきものがかり】の場合
いきものがかり「放牧宣言」 活動を一旦休止へ https://t.co/WTuuZmmYGA 2016年3月にデビュー10周年を迎えた「いきものがかり」が5日、公式ファンクラブサイトで「放牧宣言」をしました。 pic.twitter.com/6LOrQM77Xn
— LINE NEWS (@news_line_me) January 5, 2017
2017年1月に実質上の活動休止(彼らの言葉では「放牧」)をした、いきものがかり。
2018年の11月に活動再開(彼らの言葉では「集牧」)を宣言するまで、ファンクラブは継続されていたようです。
その間ファンクラブ会員を継続していた方には、特別なプレゼントもあった様子。
届いたぁ!
放牧中も
ファンクラブを継続していて
よかったぁ、、😭 pic.twitter.com/caAMqBUOwa— やま (@kazyam74) November 6, 2018
応援するグループが活動休止をした経験をもっていることから、今回の嵐の件についても意見が寄せられていました。
嵐の件詳しくは知らないけど、私はいきものがかりが放牧中もファンクラブの年会費払い続けたよ。もちろんやめてしまった人もいたけど。やっぱり支えたいと思うもんね。
— 💮はなまるみかん🍊 (@mikanxmiracle) October 21, 2019
現在活動休止中【レミオロメン】の場合
3ピースバンドで「粉雪」「3月9日」などのヒットで知られるレミオロメンは、2012年の2月をもってバンドとしての活動休止をし、現在はそれぞれソロで活動しています。
活動休止から既に7年以上経っていますが、その後バンド活動復帰のニュースもなければ、解散にいたるということも聞こえてきません。
レミオロメンのファンクラブはどうなっているのか確認してみると、
2018年にボーカルの藤巻亮太さんが事務所を独立したのを機に、バンドとしてのファンクラブは2018年7月に終了したようです。
【公式HPで発表】レミオロメン藤巻亮太、事務所離れ独立へhttps://t.co/TZgYUilQ1F
現在のオフィシャルサイト、ファンクラブは7月末で終了。2012年のレミオロメン活動休止後はそれぞれソロなどで活動していた。 pic.twitter.com/jiPSRSWCEp
— ライブドアニュース (@livedoornews) May 31, 2018
藤巻さんはその後、個人のファンクラブをもっています。
藤巻亮太(レミオロメン)待望のファンクラブサイトをオープン! https://t.co/7uJY1CjcSM pic.twitter.com/hhC5LndRMN
— PR TIMESエンタメ (@PRTIMES_ETM) October 9, 2018
このようにレミオロメンの場合は、活動休止から5年半もの間ファンクラブは存続していたことになりますが、結果としては終了してしまいました。
その間も、ファンクラブ会員に向けてのイベントなどは行われていたようです。
亮太くん、そんなニュース!!
ファンクラブイベント、やっとあったのに!最後の思い出作りってこと?!撮影会もそゆこと??
悲しいよー。オサと啓介くんは~
。。また3人のライブに行きたい#藤巻亮太 #レミオロメン— ユキ☆ (@3_9yu_ki) May 30, 2018
解散を宣言したわけではないので、今後バンド活動の復帰があれば復活することもあるかもしれませんね。
活動休止を予定【THE YELLOW MONKEY】の場合
<30th Anniversary DOME TOUR>
オフィシャルファンクラブ「BELIEVER.」チケット2次抽選受付スタート!『30th Anniversary Memorial Gift』を手に入れられるのはこれが最後のチャンスとなりますので、この機会をどうぞお見逃しなく✨
▼詳細・お申込みはこちらhttps://t.co/RF6yDRKYCZ#TYM30 pic.twitter.com/RZCdJnLDRi
— THE YELLOW MONKEY (@TYMSproject) October 7, 2019
2020年の春から“充電期間”として活動休止を宣言しているバンドTHE YELLOW MONKEY。
活動休止期間について具体的な期限は発表されていませんが、
「遠くない未来にアルバムを出したい」とも語っていることから、比較的短期間となることが予想されます。
そのためか、ファンクラブ活動を停止・終了するような動きもみられず、現在でも新規会員を募集している程です。
THE YELLOW MONKEYは、2004年に一度解散しています。
その際はファンクラブも一旦終了しています。
https://chanpuruchannel.com/yellowmonkey-charging
嵐は活動休止期間中もファンクラブの存続の可能性が高いと思うワケ
今回の案内を受け、一部のファンの方からはファンクラブの存続を心配する声があがっています。
しかし、嵐のファンクラブは存続する可能性がかなり高いのではないかと予想します。
その理由は、以下の通りです。
- 大前提として、嵐は「解散」ではなく「活動休止」をするだけであること
- 大野さん以外のメンバーは2021年以降も芸能活動は続ける予定であること
- 莫大な人数がいる嵐のファンクラブを一旦解散、活動再開に合わせて再結成するのは、かなり大変そうであること
- 嵐としての活動を再開する際に、待っていてくれたファンに最初に告知する場所が必要だということ
活動休止が決まっている嵐がYouTubeチャンネルを開設したのも、
待っていてくれるファンの方の居場所を作りたかったのではないかと感じています。
そのため、ファンクラブ自体をなくしてしまうことは想像がしにくいのです。

まとめ
2020年末をもって活動を休止する嵐のファンクラブ存続について、心配するファンの方の意見が多く見受けられました。
少しづつ活動休止の時期を意識するようになっているためか、不安になってしまいますよね。
しかし、冷静に考えてみればファンクラブ自体がなくなってしまうというのは現実的には考えにくいものだと思います。
これまで多くのグループやアーティストが活動休止をしてきましたが、休止期間に入ってすぐにファンクラブを解散するという例は今のところ聞いたことがありません。
活動休止期間が未定だとしても、それでも入会継続を希望する人と、一旦退会したい人が選択できるようになるのが一番ですよね。
これだけ早い時期から活動休止に向けて準備をしている嵐なので、きっとファンの方を悲しませるような方向には向かわないのではないでしょうか。



